ゴルゴ松本の命の授業


小中学生で少年院に入ってしまってる子供達への授業です。

とても感動したので載せてみます。


皆んなが「夢」を持っている。  

辛い時、人は愚痴をこぼす、マイナスの事を言う、弱音を吐く。

吐くという字は、口へんにプラスマイナスと書く。


良い事、悪い事をどんどん言葉にして出して良い。

ただ弱音を吐き出してももいいけど、

成功する人はそこから変化していく。  弱音を少しずつ吐かなくなっていく。

ポジティブシンキングで良い事だけを言って行く。

こうなりたい、ああなりたいと夢だけを口にして行くと、

それに必要なものだけが近付いて来てくれる。


吐くからマイナスを少しずつ取ると、叶=叶う。  夢が叶って行くんだ。


夢は変えずに、軌道修正しながら、紆余曲折しながら、遠回りしながら、

そこまで持っていけば良い。

危険は回避する、逃げても良い。   「逃げる」  そして自信が付いたら「挑む」

シンニョウを手へんに変えるだけ。でも中身は同じ。


「幸せ」の反対は「辛い」。

幸の字から頭の棒一本を取ると辛い。 何か一本足りなくなると辛い。


苦しい、困る、災い、どれも辛い。

苦難、困難、災難、こういうことが起こると不幸だと思う。

そういうことが起きない人生のことを「無難な人生」と言う。


ところがそういう人はどこにもいない。


そういう嫌なことが起こる事を「難」が「有る」で、「有難い」と言う。


「命」という字は、人を一度叩くと書く。

寝てる時、無意識の時、今も叩き続けているのは、「心臓」。

この1叩き1叩きの連続が「命」。

この「命」を命がけで産んでくれたお母さんが1人います。

人間は男も女も全て女性から生まれる。     

全ての始まりは女なんです。

女へんに土台で、「始まる」という字になる。

だから女を粗末にしては絶対いけない。

女の人は優しくしてやり、守ってやり、尊敬しなければいけない。 


君達のお母さんは命をかけて産んでいる。

命をかけて産んで、顔も見れずに死んじゃってる人もいっぱい居る。

そういう本当に命がけなのが「出産」という事なんだ。


君達はその命を繋げていくということが仕事。

思い切り社会に出て命を広げていって下さい。


以上です。